いやあ、これがアドレナリンたい！
つい先程帰ってきました、雪の背振から。といっても山を下りてから途中で呑んでいた時間が長いのですが．．．。どこで呑んでたかは秘密なんだけど。
板谷峠までは肩に担いだリュックの重さで腰が痛くてとても完走は無理と思っていたんです。コンロや水筒や焼酎くらいしか入れていなかったのですけどね、これがやけに重い。しかし、頂上まで漕ぐと宣言した以上、少なくとも 自転車とともに頂上を極めねばと必死で登ったのでありました。
積雪の山道を自転車漕ぐのは初めてでしたが、すべること、すべること。そして気づいたときは遅かったことがこうなんです。すぐに足がつけるようにサドルを下げようと思ったら、これがびくともしない。凍ってしまったんです、登っている途中で。
それで一度自転車を下りると登り道で乗るのが大変。結局、板谷から頂上 までは、押しが７割でした。それ以上に大変だったのは、佐賀方面へ下る道。 登るほどのスピードで慎重に下りて行くわけですが、寒いこと、手の痛いこと。雪が目に入って痛いこと。
帰るコースは野峠を下ることにしたため、佐賀県中原方面から、ぐるっとまわってほぼ３時間かけて帰って参った次第。雪の中をブレーキかけながら下っていたため、もうリムは真っ黒。ラバーもすり減って最後はすかすかの状態でした。
スパさんがなんでこんなときに雪山に、と疑問府をつけていましたが、雪って楽しくありません？それに雪のつもった坂道を登るにしろ、下るにしろ、緊張感があってアドレナリンがからだをかけめぐるのが分かるのです。
このあとの疲労感とお酒が絶妙の取り合せでして、もちろん温泉があれば この世の快楽、これに過ぐるものはありません。わたしなんて進歩がないから、たぶん５年先もこんなことばかりやっとるかもしれん・・・。
